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車でDVD?ポータブルDVDプレーヤー

「車」に乗るのは「ドライバー」だけではありません。助手席や後部座席に同乗者がいたりするものです。友達や恋人、そして家族などを乗せてドライブすることは、日常の光景といえるでしょう。そのようなとき、音楽はもちろんですが「映像」があればさらに楽しいドライブになるのではないでしょうか。ドライバーはもちろん映像に見入ってしまうわけにはいきませんが、同乗者は別です。特に小さいお子さまなどは渋滞に飽きてグズってしまうことも多いのではないでしょうか。
そのような時に子どもが気に入る映画などが再生できれば、グズる子どもをなだめることもできそうですよね。狭い車内ですから、ロングドライブで疲れているところに子どもの機嫌をとるのはとても大変なことです。そのようなときに、車内で手軽に映像を再生できればとても便利なのです。ですが一般的な乗用車では、画面があったとしてもそれははカーナビ専用だったり、DVDを再生してしまうとカーナビの機能が参照出来なくなったりするものです。そしてなにより、ドライバーが情報を参照するためのディスプレイでは、他の同乗者にとっては見辛く、ましてや小さなお子さまが鑑賞するには不向きなのです。後部座席からはもちろん、助手席からであってもカーナビようのモニターは注視し辛いでしょう。
そこで役に立つのが、「車載」することを前提に作られた「ポータブルDVDプレーヤー」です。外見はまるでノートパソコンのようですが、デッキとモニターが一体型となっていて、好きなところで好きなDVDを再生することができます。車載用のポータブルでは、通常の電源アダプターとは別に自動車のシガーソケットから給電したり、シートの背面部分に固定するためのベルトが付属されていたりします。これにより、後部座席でも快適に視聴できたり、ロングドライブでも充電を気にすることなく使用することができます。そして、このようなポータブルタイプのプレーヤーは、必要の無い時にはしまっておけることも利点の一つです。さらに、あえてカーナビと別のプレーヤーとして用意することで、ドライバーの集中を妨げることなく、同乗者のみで試聴できる点もメリットといえます。ドライバーが視線を移動しやすいカーナビでDVDなどを再生してしまうと、運転時に気が散ってしまうのです。
ただし、ポータブルDVDプレーヤーの再生音は本体のスピーカーからのみとなります。それは当然です。単体の再生機器ですから、カーステレオとは何ら接続されていないためです。どうしてもポータブルプレーヤーからの音声をカーステレオで楽しみたいという方は、「FMトランスミッター」を併用する手があります。イヤホンジャックタイプのケーブルでFMトランスミッターとポータブルDVDを接続することが出来れば、ラジオを通じてカーステレオからDVDプレーヤーの音声を出力することが出来ます。カーアイテムとカーアイテムのコラボともいえる応用技ですが、必要な時だけ取り出して使う、そしてカーステレオから迫力のある音声が再生できるとなれば、もはや車に備えつけのDVDプレーヤーよりも便利な存在といえるのではないでしょうか。