様々なカー用品を選ぶ

カーナビはもはや当たり前の時代です

車を運転していて、誰もが迷ってしまうもの、それが「道」です。正確には「目的地までのルート」です。住みなれた近所しか、車で走らないという方であれば、さほどルートに困るようなことはないのかもしれませんが、少し遠乗りしたり、新しい道が開通したりすると、途端に迷ってしまうこともあるものです。自動車を運転中に道に迷うということは、同乗者にはあまりわからないものですが、ドライバーにとっては通常の運転とは全く異なった「ストレス」となってしまうものなのです。そのストレスは「イライラ」につながり、楽しい同乗者との会話は中断、車内はあっという間に険悪なムードとなってしまうことが多いのです。
「カーナビ」はそのような「迷子」を回避するための有効ツールとして今では乗用車の必須アイテムとも呼べるべき存在です。車の購入時にデフォルトで装備されていることはもはや普通ですし、あえて「ナビ無し」の車を選んで購入する方はあとから自分の好みのカーナビを取りつけようと考えていることも多いです。購入時に搭載されているナビは「メーカー純正」のものですが、あえてナビの無い車を購入し、その分初期費用を抑え、あまった予算で機能など自分の好みに合うカーナビを取り付けようというのです。
そのようにもはや「マストアイテム」のカーナビですが、すでにカーナビを愛用している方も、これからカーナビを検討している方も、前提として知っておいていただきたいのは「道は変わる、進化する」ということです。日本の道路開発はまだまだ終了したわけではありません。そして区画整理などでまだまだ地図の書き換えが発生しています。「一終了するのか」ということを考えても無駄です。利便性を向上させて生活を豊かにするために、日々道路交通網は整備されているのです。土地勘のある場所であれば、ある程度変更されても現在位置や目的地のある程度の方角が認識できることでしょう。みなれたランドマークを目印に、ある程度ルートを想定しながら目的地を目指すことができます。 ですが、これが初めてみる土地、始めて見る道路であれば話は別です。カーナビが示したルートとは似ても似つかない道路が広がっていると、それまで安心してナビの誘導にしたがって来たドライバーからするとショックの極みとなります。しかし、走行中ではナビを注視することも出来ず、道路の流れ、交通の流れに沿うように安全に走行を続けるしかありません。そしてドライバーは「ナビが古い」と気がつくのです。
そのようなことが起こらないように、現在のカーナビでは「データを更新する機能」を持ったものがほとんどです。それはCDやDVD、あるいはメモリーカードなどを媒介にしてアップロードされるものです。地図を最新版にアップデートしておけば、ある程度は現在と同等の地図でナビゲーションを受けることができます。ですが、それでも「完全」ではありません。なぜなら、道路は常にどこかで変化を続けているものだからです。それでも、目的地を指示すればルートを計算してくれるカーナビの存在はもはや手放せないものになっているのです。いちいち地図を広げる手間も、同乗者と口論になることもありません。カーナビはドライバーにとっては「コンパス」とも言えるアイテムなのです。