様々なカー用品を選ぶ

盗難警報器で車を守る!

車を停車し、そばを離れる場合はもちろん窓を閉めてドアをロックします。ですが、車内の貴重品や車そのものを狙った「車上荒らし」は後を絶ちません。通常の車のロックではいとも簡単に破られてしまうのです。ひとたび車上荒らしに狙われてしまえば、通常のセキュリティでは防ぎきれるものではないのです。ですから、車のセキュリティ対策用品で防御力を高めておくことが大切です。一番わかりやすいのは「アラーム」です。車に一定以上の震動が加わると、異常だと感知して大きな音で異常事態を知らせます。こうすると周囲の人が異常に気づいてしまうので、車上荒らしは退散せざるを得ません。ですが、これではすでに車には手がつけられたことになり、ロックや窓からすが破壊されていることがほとんどです。金品の被害はなくとも車両自体に被害があってしまうと。それは「実害」ということになりますから、理想は「狙われない」ということなのです。
そのためにはまず犯罪者を「威嚇」しておく必要があります。自分の愛車は「防犯対策をしている」と、一目でわかるようにしておけば、犯罪者に対する威嚇としては十分です。ですから、一般的にはアラーム装置にはLEDのライトが設置されていることが多いです。このライトが車外が見える場所で点滅していれば、車上荒らしはその車には防犯対策が施されていると判断し、あえて近づくことはなくなるのです。「見せる」ということは、犯罪抑止力としては最も効果的です。異常が発生してから発動するアラームではなく、明らかに「アラームを備えている」と事前に分からせることで、犯罪自体を発生させない、ということです。
車上荒らしにもある程度の時間はかかります。ただ車のロックを解除するだけではなく、その上で金品を物色しなければいけません。もちろん、外から見て「バッグがある」とすぐわかるようになっていては元も子もありません。そのような車は良い狙いの的にされるでしょう。窓ガラスを破り、そのままバッグを持っていけばいいのですから、アラームが鳴っても、ライトが点滅しても車上荒らしには関係ありません。犯罪者が嫌がるのは「時間がかかり、その場で取り押さえられる危険性」です。どれだけセキュリティを強化したとしても、犯行が短時間で終わってしまうような車であれば、狙われてしまいます。ですから、セキュリティを強化するとともに、貴重品をしっかりと格納しておくなどの工夫が必要です。どのようなセキュリティ用品も、「不用心」の前にはただの飾りになってしまいます。大切なことは、貴重品を車内に残さないこと、そして頻繁なドアのロックなど、基本的な防犯意識を持ち続けることです。犯罪に遭遇する確率は低いですが、いつどこで、どのような事態に遭遇するかは予測できません。その時のために、防犯意識を常識として備えることが大切です。人の多いところでも車上荒らしはおきますし、人の少ない山奥でも発生します。セキュリティは「いつ、どこで」がわからないからこそ備えるものなのです。